(3)ブランド名透明

ヤマシタケイコ

ジュエリーデザイナー。多摩美術大学卒。田崎真珠デザイン室入社。その後資生堂ザ・ギンザ商品企画室に転職。
後、フリーに。様々な企業のジュエリーデザインに関わる。長年の経験からジュエリーのデザインと着用する方との調和を意識する様になる。女性にとって美しく魅力的に見える色と形を基にジュエリーリメイクやジュエリー診断に力を注いでいる。
バロック真珠が特に好き。
骨董品巡り、歴史が好き。
自然からインスピレーションをもらう。
森林や苔、木漏れ日、せせらぎの中が落ち着く。
「いつも冒険心を忘れない」が信条。
セーリングにはまった頃の、風を捕まえて走るヨットの緊張感を思い出すと元気が湧いてくる。


小学生の頃から、「将来は美術に関する仕事に就きたい」と漠然と思っていました。

絵が好きなこともありましたが、
それは多分に、両親の影響を受けてのことだと思います。


父は建築家、母は華道講師という環境からか、フランク・ロイド・ライトの建築に感動したり数寄屋造りに美しさを感じたり、母の活けたお花の空間を眺めている、そんな昔を思い出されます。


二人は有名な建築物や美術館を巡るのが好きで私もよく一緒にいましたが、今も印象に残るのは古いお皿などの陶磁器の美術。


細部まで凝った作りに子どもの目にも、いにしえの時代に作られた美術品や骨董品は本当に素晴らしく、衝撃的なほど感性を刺激されたように思います。


その後、多摩美術大学でグラフィックデザインを学び、真珠会社のデザイン室、大手化粧品会社のセレクトショップのバイヤーを経て改めてジュエリーの世界へ。
バイヤー時代は世界のファッションの最前線を見て回る機会に恵まれました。


そのころ国際的ジュエリーコンテストに入賞。


また「宝石とは何か?」と学問的に知りたくなり、宝石鑑別、鑑定を学びに学校に通いました。
顕微鏡で覗く宝石の中はまさに宇宙。
そしてとても美しく言葉を失います。


そんな、古き良きものと新しき良きものと歩みながら現在、主に真珠と天然石を使ったジュエリーを製作しております。


少しアンティークの香りがする、使い心地、留め具の具合など細部まで心配りをした作品です。
お客様からのオーダーも承ることが多くなり、お話を伺いじっくりと仕上げてまいります。
他にも、ゴールドとシルバーのどちらが似合うのか? またどんな色のネックレスがよいのか? などをお客様にご提案する“ジュエリー診断”も行っております。


長年の経験からお似合いのものを感じ取れるようになり、パーソナルカラーの専門家の方と共にご提案させて頂いております。



「手にした方の大切な時間を、素敵に彩りたい」そんな願いを込めながら、日々心を込めてお作りしております。
皆様がベロニックジュエルズで、とっておきの一点を見つけられますように。