くちなしの実。少し前に描いたものです。
植物は私にとって空気と同じように必要な存在です。
実母の他界によって乱された心の拠り所は母が好きだった植物の絵を描くことでした。
集中して自然と向き合うことは、植物の不思議さに気づき知りたい欲求と絵を描く楽しみと共にのめり込んでいきました。
描くという基本的なことを暫くお休みしていたけれど、何も考えないで目の前のものに集中する充足感は他では得難いものです。
球根から花が咲くのはとても楽しい。
この安らぐ気持ちは植物があったからこそ。
絵を描くことは力になります。