受け継ぐジュエリー
「ビジュー・ド・ファミーユ」
*結婚指輪のリフォーム
● 2本の指輪のこれから・・・
永遠を誓った指輪はいつも近くにいてほしい。
最愛のご主人さまと今生のお別れをされて数年。
外していた結婚指輪をまたつけてみたくなったの、とお客さまからのご依頼がありました。
プラチナと縁がゴールの2色づかいで、10号と15号です。
お話しを伺い、2本のリングから伝わっってきたのは、遺されたもう一つのリングが、いつも一緒にいてほしいと思っている、ということでした。
外しているうちにいつのまにか薬指に入らなくなってしまったご自分の結婚指輪をもう一度指に帰る、そして、隣には天国のご主人さまの指輪がいて、と、
そんなロマンティックなお話しをいただいてとても光栄でした。
しばらくして3点のデザインスケッチをお見せしました。順番に①〜③
①、2つを指輪をリングでつなぐ。
②、お客さま(奥様の方)の指輪をピンキーリングにサイズダウンしてご主人の指輪を薬指に。
③、2本同じサイズにしてエックス型にして、重ねていく。そして、ネックレスにも通すことができる。
①はこんなふうなイメージ↑
ただ、③の両方同じサイズにする場合、制作上、細いゴールドの縁のあるデザインを大きくするにはプラチナとK18のコンビであることがネックとなり、断念。
サイズを小さくする方向で考えます。
その後、お客さまや職人さんとご相談して、
②のタイプのお客さまの指輪をピンキーリングに。ご主人さまの指輪ん薬指用へとリフォームとなりました。
【10号→6号のピンキーリング(ダイヤ入り)へ。】
【15号→10号へ。】
隣り合わせの指輪に。
指輪は、エレガントな指先を彩り、自分の目を喜ばせるジュエリーではないかな、と思っています。
イヤリングやネックレス、ブローチ、ブレスレットは素敵ですが、装いのフィナーレを飾るアイテムのように思います。
指輪は、自分の目に留まる満足度の高いジュエリー。また、向かいあった時のその手の動きに光るジュエリーは当然他の方の目にも留まります。
大切な方から贈られた指輪は思い出と共にいつも身近に感じられる、特別なジュエリーですね。
大切なジュエリーをお任せいただきありがとうございました。
お客様の声
色々なデザインの提案ありがとうございます。こんなふうにできるのかと楽しくみさせていただきました! とっても素敵に生き返りました。ダイヤが入り、金の線画以前よりよく見えるようです。嬉しいです。子供達に見せたらオシャレになったと言っております。ありがとうございました。 |
ジュエリーに関して、何かお困りのことがおありでしたらご相談ください。 ご相談だけでも何かの参考になれたら、と思っています。ネックレスが切れたり、古いビーズのネックレスがあって何かにしたい、片方のピアス、イヤリングなどいろいろなご相談を日頃承っております。 ブログに書ききれないご相談もたくさんございます。ホームページからメッセージをお送りくださいね。 |