タッセル、1dayレッスン
古今東西、タッセルは何気なく人々と共にいました。
例えば、どこかの宮殿のカーテンだったり、日本の神社の房飾りだったり、ゴグラン織のクッションの角で見かけたり、海外の大学生の卒業式の帽子から揺れているタッセルも印象的。でも、一番身近なタッセルは、靴のローファーかもしれません。
ルネサンスを経て、マリー・アントワネットの宮殿ではカラフルで飾りがたくさんついた豪華な形へと進化したそうです。
糸がたわわに合わさって柔らかい雰囲気はもふもふして触りたくなり、飾りたくなり、作ってみたくなります。
そんなおり、
先日、タッセルのレッスンをさせていただきました。
私もかつて、自由に好きに作りたいと基本を習いに行ったことがあり、そして以前の店で作り、いつしか教えて差し上げることが多くなり、今回はお客様からのご紹介で田村様とお目にかかりました。
木玉に糸を巻くところが特徴的ですが少し手間がかかります。糸を押さえながら針を穴の中で絡げて巻きつけていきます。
ゆるゆるになったり糸が絡んだりしがちですが、
田村様はビーズアクセサリーの先生でネックレスなどお作りになられて、さすがとても器用な方でいらっしゃるのでサクサクとお作りになられました。
ね、とても美しい仕上がりですね。
いろいろな色で遊ぶと楽しいです。
最後に糸を真っ直ぐに切り揃えるところが最高に気持ちがよいのです。
タッセルの魅力はカラフルなことでもあります。
小さくてシンプルなタッセルは、鍵に付けたりプレゼントのパッケージに付けて楽しんだりと、生活の彩りになる簡単なハンドメイドですね。